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【本の要約】「辞める人・ぶら下がる人・潰れる人」さて、どうする?
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こんにちは。
しもやん(@shimoyan0101)です。
このブログでは書籍
『「辞める人・ぶら下がる人・潰れる人」さて、どうする?』を
ギュッとまとめて紹介しています。
「辞める人・ぶら下がる人・潰れる人」さて、どうする?
著者 上村 紀夫
いっぱい幸せを提供すれば
みんなハッピーになるというわけではない。
「辞める人・ぶら下がる人・潰れる人」さて、どうする?
ざっくりまとめました。
働きやすさ生み出す
ノー残業デーや、
リモートワーク、
フレックス制度の導入など、
「働きやすさ」を実現するための施策の多くが
一時的なプラス感情を生み出します。
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が、
その喜びは一時的で、
むしろ与えられることは
早い段階で「当たり前」に変わり、
中長期的にはプラス感情は生み出さず、
むしろ
それが失われた際の
マイナス感情のほうが大きくなってしまいます。
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多く企業がプラス感情を生み出す
それでも多くの多く企業が
プラス感情を生み出す施策を実施しています。
なぜでしょうか。
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答えはシンプルで、
マイナス感情を解消する施策より、
何かを足す施策を導入するほうが
手っ取り早く、
かつ時代の流れに乗れている感じを
経営・人事層は持つことができるためです。
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「誰の」「どのような課題に対して」といった
考えるべきプロセス(=ターゲティング)を
すっ飛ばして、
闇雲に施策を行っている状態です。
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最悪の状態
これでは、
全社員を救おうとした
結果、
誰も救えない
という
最悪の状態に陥ってしまっても
不思議ではありません。
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マイナス感情の蓄積を解消する
幸福度の追求をするのであれば、
何かを足してプラス感情を
生み出すことから
スタートするのではなく、
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組織の病巣である
マイナス感情の蓄積を解消すること、
つまり重りを取り除くことから
スタートすることが
最も効果的な施策となります。
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社員のココロに関心を持つ
これまで多くの会社で
マイナス感情が蓄積している
原因を分析してきましたが、
その結果わかったことは
「社員のココロに関心を持っている
経営・人事・管理職が少ない
会社であればあるほど、
マイナス感情が蓄積している」
というシンプルな事実です。
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「社員のココロに関心を持ち、想像力を働かせること」
まとめ
何かを足してプラスの感情を生み出そう
とするのではなく、
まずマイナス感情の蓄積を解消すること、
重りを取り除くことから
スタートすることが、最も効果的な施策。
少しでも
興味を持ってもらえれば嬉しいです(^^)
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