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【本の要約】企業の天才! 江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男
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こんにちは。
しもやん(@shimoyan0101)です。
このブログでは書籍
『企業の天才! 江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男』を
ギュッとまとめて紹介しています。
企業の天才! 江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男
著者 大西 康之
違法でなければ、なにをやってもいい。
企業の天才! 江副浩正
ざっくりまとめました。
学生と企業をマッチング
1958年9月19日付の東大新聞に
こんな記事がある。
法・経学部の学生なら就職準備は五月に始まる。
一昨年ごろまでは、
いわゆるコネが絶対と信じられ、
誰もがコネ探しに苦労した。
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だが、高度経済成長への離陸期を迎え、
爆発的な成長を始めた
日本企業は、高卒、大卒を問わず
膨大な数の新入社員を必要としていた。
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学生側も、コネに頼らず
自分が働く会社は
自分で決めたいという気運が高まった。
しかし
企業は
どうやって学生を集めていいか分からないし、
学生も
どうやって企業を選んでいいのか分からない。
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そんな学生と企業を
初めて「マッチング」したのが江副だった。
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江副浩正とリクルート事件
リクルート事件を引き起こした
江副浩正は
日本の経済史に「巨悪」と刻まれたが、
自分たちの栄達と保身のために
バブルを膨らませ
国民に10兆円を負担を強いた
大銀行の幹部や行政の
責任が問われることはなかった。
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大和証券会長
リクルートコスモス上場の主幹事を務めた
大和証券会長の千野宣時に尋ねる。
未公開株を政治家に譲渡するのは、
何か問題があるのか。
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千野はこう答えた。
企業がはじめて、
店頭や東証二部などに上場するときに
つきあいある人、知人、
社会的に信用ある人々に
公開前の株を持ってもらうのは
当たり前のことで、
どの企業もがやっている
証券業界の常識ですよ。
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まとめ
「信用できるのは大銀行や中央庁で、起業やベンチャーはいかがわしい」
この価値観もまた、
バブル崩壊から30年経っても日本経済が
停滞から抜け出せない
根本的な原因の
ひとつなのかもしれない。
少しでも
興味を持ってもらえれば嬉しいです(^^)
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