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【投資家が「お金」より大切にしていること】日本人は自分のお金のことしか考えていない。
こんにちは。
しもやん(@shimoyan0101)です。
このブログでは書籍
『投資家が「お金」よりも大切にしていること』を
ギュッとまとめて紹介しています。
投資家が「お金」よりも大切にしていること
著者 藤野 英人
誰がブラック企業を生み出すのか。
投資家が「お金」よりも大切にしていること
ざっくりまとめました。
消費者に対する価格
日本は現在、
構造的なデフレに苦しんでいます。
デフレ経済にうまく対応をするためには
消費者に対する価格を
下げなればなりまりません。
価格を下げるには
価格を下げるには、
厳しい経営努力が必要になるのです。
原価を下げるか、
従業員に長時間労働をお願いするか、
賃金を引き下げるか、
従業員を減らす
しか手はありません。
「ブラック企業」を生み出しているのは
このような状況を照らし合わせてみると、
こうは言えないでしょうか?
従業員に過重労働を強いる
「ブラック企業」を生み出しているのは
私たち消費者である、と。
199円のビール
格安の居酒屋であっても、
非常に高いサービスを求めてくる。
199円のビールが出てくるのが
少し遅くなっただけで
横柄な態度と口調で、
お店の従業員に怒鳴ったり、
威張り散らす。
このように、
消費者の要望に
すべて応えようとすると
従業員はさらなる仕事をしないといけなくなる。
少ないお金で過剰なサービス
とはいえ
消費者は
「より少ないお金で過剰なサービス」
を求めてくるので、
商売的にも、
うま味がなく「あがったり」でしょう。
そうすると、
労働環境はますます悪くなり、
ブラック企業は増え続けることになります。
ケチな民族
あえて断言しますが
日本人ほどケチな民族はいません。
困っている人のために寄付もしないし。
社会にお金を回すための投資もしない。
じゃあ、
ほかの先進国の人たちに比べて
公共のためのお金である
税金を多く払っているかといえば
そんなこともない。
じゃあ、いったい何をしているか?
日本人は自分のこと
日本人は自分のこと。
すなわち
自分のお金のことしか考えていないのです。
自分のお金を
現金や預金として守ることしか
考えていないのです。
「そんなことはない!」
とお怒りになる方もいるかもしれませんが、
残念ながら、それが現実です。
お金しか信じられない
「お金しか信じられない」
という思想は
「現金・預金が大好きで寄付はしない」
という
実際行動の結果に端的に表れているのです。
まとめ
「できるだけ安く!」という考えは、
同時に
「ブラック企業」を生み出すのです。
どこかに「ムリな値下げのしわ寄せ」が
来ているということ。
少しでも
興味を持ってもらえれば嬉しいです(^^)
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